キャンプ初心者がやりがちな失敗と注意点10選
キャンプは自然の中で非日常を味わえる最高のアクティビティですが、初心者にとっては「思っていたのと違う!」という失敗もつきものです。この記事では、キャンプデビューした方が特によく経験する失敗と、それを防ぐための注意点を10個ご紹介します。これからキャンプを始める方は、ぜひ参考にしてください。
1. キャンプ場の予約を忘れる・直前で満席
「当日行けば何とかなる」と思って出発しても、人気のキャンプ場は満席で入れないことが多いです。特に夏休みや秋の紅葉シーズンは数か月前から予約が埋まります。
注意点:行きたいキャンプ場は早めに予約し、直前なら電話で空きを確認しましょう。
2. 設営に時間がかかり日が暮れる
初めてのテント設営は予想以上に時間がかかります。説明書を見ても暗くなってからでは難しいもの。
注意点:キャンプ場には早めに到着し、明るいうちに設営を開始しましょう。事前に自宅や公園で設営練習しておくと安心です。
3. 荷物を詰め込みすぎて使いこなせない
初心者は「これも必要かも」と道具を持ち込みすぎてしまう傾向があります。結果として荷物が多すぎて設営も撤収も大変に。
注意点:キャンプの目的(焚き火をしたい、ゆっくり過ごしたいなど)を決めてから持ち物を絞りましょう。
4. 焚き火がうまくつかない
湿った薪や火口が不足していると焚き火はなかなか着きません。せっかくの楽しみが台無しになることも。
注意点:着火剤や乾いた小枝を準備しておきましょう。ライターや火打ち石だけに頼らないのがポイントです。
5. 食材を買いすぎて余らせる
キャンプ飯は楽しみの一つですが、つい買いすぎてしまい、食べきれず処分に困るケースが多いです。
注意点:メニューを事前に決め、1回の食事分だけを持参するのがおすすめ。余裕があれば簡単に追加できるレトルト食品を用意すると安心です。
6. 夜の冷え込みを甘く見る
夏場でも山や川沿いでは夜は一気に冷え込みます。「半袖で大丈夫」と思って寝たら寒くて眠れなかった、というのは初心者あるあるです。
注意点:シーズンを問わず防寒対策をしましょう。寝袋は快適温度を確認して選び、フリースやダウンを持参すると安心です。
7. ランタンの明るさ不足
夜のキャンプ場は想像以上に暗く、スマホのライトでは足りません。ランタンが1つだけでは食事や移動が不便に感じます。
注意点:サイト全体を照らすメインランタンと、手元用の小型ランタンを複数用意すると快適です。
8. 虫対策を忘れる
夏のキャンプでは蚊やブヨ、秋はカメムシに悩まされることもあります。虫刺されは快適さを大きく損ないます。
注意点:虫よけスプレーや蚊取り線香を持参し、肌の露出を減らす長袖・長ズボンを着ることを心掛けましょう。
9. ゴミの分別に困る
キャンプ場によってゴミの回収方法や分別ルールは異なります。「分別できないゴミは持ち帰り」と言われて困ることも。
注意点:キャンプ場のルールを事前に確認し、燃えるゴミ・缶・ペットボトル用などの袋を分けて持参しましょう。
10. 翌日の撤収に時間がかかる
撤収は思った以上に時間がかかります。朝食をのんびり楽しんでいたらチェックアウトに間に合わない、という失敗も多いです。
注意点:撤収にかかる時間を逆算して行動しましょう。荷物は使ったらすぐに片付ける習慣をつけるとスムーズです。
まとめ
キャンプ初心者が経験しやすい失敗は、ちょっとした準備や意識で防ぐことができます。事前に知っておくだけで快適さがぐっと増し、キャンプの楽しさをしっかり味わえるはずです。失敗も含めてキャンプの思い出になりますが、できれば最初から安心・快適な時間を過ごしたいですよね。ぜひ今回ご紹介した注意点を意識して、次のキャンプを楽しんでください!
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