インフレーターマットの正しい自宅保管方法
キャンプやアウトドアで大活躍するインフレーターマット。寝心地が良く、設営や片付けも簡単なので人気の高いギアですが、実は「保管方法」を間違えると寿命が短くなったり、次回使用時に膨らみにくくなることがあります。この記事では、インフレーターマットを自宅で長持ちさせるための正しい保管方法をご紹介します。
広げたまま保管するのが基本
インフレーターマットの内部にはウレタンフォームが入っています。このウレタンは、長期間圧縮されたままだと復元力が低下し、膨らみにくくなってしまうのが特徴です。そのため、理想的な保管方法は広げたまま、バルブを開けた状態で保管することです。
押入れやベッド下にスペースがある場合は、マットを広げた状態で敷いたままにしておくのがおすすめです。場所を取りますが、次回使用時の快適さが全く違います。
どうしても丸めて収納する場合
「収納スペースの関係で広げておけない」という方も多いと思います。その場合は、できるだけゆるめに巻いて収納袋に入れるようにしましょう。長期間きつく巻いたままにすると、ウレタンの復元力が落ちてしまいます。
また、何ヶ月も放置するのではなく、ときどき広げて空気を入れてみることも大切です。定期的に空気を通すことで、内部のウレタンの形状を保ちやすくなります。
湿気対策は必須
キャンプ場で使用した後のマットは、汗や結露、地面からの湿気で想像以上に湿っています。そのまま袋に入れてしまうと、カビや嫌な臭いの原因になってしまいます。
使用後は必ず陰干しでしっかり乾燥させてから保管することを習慣にしましょう。天日干しは乾燥が早い反面、生地やコーティングの劣化につながる可能性があるため、直射日光は避けるのが無難です。
直射日光と高温を避ける
保管場所も重要なポイントです。真夏の車内や屋根裏のように高温になる場所は、マットの素材やウレタン、バルブの劣化を早めてしまいます。理想は室温が安定した風通しの良い場所です。特に夏場は注意が必要です。
定期的にチェックする習慣
長期間保管していると、気づかないうちに空気漏れや復元力の低下が起きていることがあります。数ヶ月に一度は広げて膨らませ、状態を確認してみましょう。小さな劣化なら早めに補修することで、まだまだ長く使えます。
まとめ
インフレーターマットは正しく保管するだけで寿命が大きく変わります。ポイントを整理すると以下の通りです。
- 理想は広げたまま、バルブを開けて保管
- 丸めて収納する場合はゆるめに巻き、ときどき広げる
- 乾燥は徹底、陰干しがおすすめ
- 直射日光や高温は避ける
- 定期的に膨らませてチェック
キャンプギアは大切に扱えば長く愛用できます。インフレーターマットも正しい保管方法を意識することで、次回も快適な眠りをサポートしてくれるでしょう。ぜひこの記事を参考に、ご自宅の収納環境に合わせて工夫してみてください。
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